慢性上咽頭炎の症状と新たな治療法について
慢性上咽頭炎の症状
何らかの原因で上咽頭に炎症が起こった状態が、上咽頭炎です。
上咽頭炎という名前は一般的にまだあまり知られていませんが、のどの不調が続く患者さんの診察をすると、その多くにある程度の上咽頭炎が認められるというぐらい、とてもよくある疾患です。
上咽頭炎の原因としては、まだはっきりと分かっていないことも多い。
①細菌やウイルス感染
②体の冷え
③疲労
④ストレス
⑤空気の乾燥
⑥鼻閉を起こす疾患(アレルギー性鼻炎など)
⑦後鼻漏を起こす疾患(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など)の影響
⑧逆流性食道炎
上咽頭は「生理的炎症部位」であり、しかし、症状が気にならなければ治療対象とはならない。
ある程度炎症が強くなり(病的な炎症となり)、症状が気になる場合に、治療を行うことになり以後、ある程度炎症が強くなり症状が気になるようになった「病的な炎症」のことを指している。
上咽頭炎と自律神経の関係
上記の②~④(体の冷え、疲労、ストレス)は、いずれも自律神経のバランスを乱す因子です。
慢性上咽頭炎の人では、「うたた寝をして体が冷えた」「冷房や、冷たい外気にあたり、首が冷えた」「仕事が忙しく、寝不足が続いた」といったことで炎症が悪化する場合がよくみられます。
*上咽頭炎には、急性上咽頭炎と慢性上咽頭炎があります。
慢性上咽頭炎とは、上咽頭炎が長引いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返す場合を指します。
上咽頭炎と乾燥の関係
上記の⑤、⑥(空気の乾燥、鼻閉を起こす疾患)も、上咽頭炎の原因と考えられます。
鼻閉(鼻づまり)が強い状態では口呼吸が主となり、口から空気を吸ったときに、その一部が上咽頭にも流れます。乾燥した空気が口から上咽頭に流れ込めば、上咽頭炎を引き起こす可能性が出てきます。
上咽頭炎には、後鼻漏や胃酸逆流も関連
上記の⑦、⑧(後鼻漏を起こす疾患、逆流性食道炎)も、上咽頭炎の原因と考えられます。
鼻がのどに下りることを後鼻漏と言います。後鼻漏に含まれる成分が上咽頭を傷めて上咽頭炎を引き起こす可能性があります。また逆流性食道炎で、胃酸が上咽頭まで上がってきた場合に上咽頭炎を起こし得ると考えられています。
上咽頭炎の標準的治療法である上咽頭擦過療法(EATもしくはBスポット療法)
鼻咽腔炎と上咽頭炎は同じ意味でBスポット療法は、この「びいんくう」の頭文字の「び」=Bをとって東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学教室の名誉教授である堀口申作先生が提唱された治療法であり、50年以上前から行われている塩化亜鉛で上咽頭を刺激する治療法です。
堀田修監修 / 扶桑社「慢性上咽頭炎を治せば不調が消える」堀田修著/ あさ出版『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』にも記載されていますが、上咽頭炎にとどまらず全身の至るところまでさまざまな不調、自己免疫異常になるのは病巣炎症(病巣感染)の仕業であり、上咽頭炎から免疫異常になって起こす症状には掌蹠膿疱症、慢性疲労症候群、線維筋痛症、アトピー性皮膚炎をはじめ頭痛・肩こり・倦怠感・関節炎・腎炎(血尿=尿潜血)・胃腸の粘膜炎症・喘息・花粉アレルギー・うつ状態など多彩な症状(炎症)と繋がっているためBスポット療法だけでは奏効しないケースがあります。
なぜなら、上咽頭炎が慢性化している場合、少なからず自律神経の関与(交感神経過緊張)が疑われるため、岩崎アンチエイジングメソッドが推奨するレーザー星状神経節ブロック(1クール10回)での慢性上咽頭炎と診断された母集団43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)が得られたことで試す価値があると言えます。
また、低反応レベルレーザー(LLLT)による星状神経節近傍照射の治験を20年以上に亘り臨床研究してきた結果、自律神経が安定することでこれらの不定愁訴がより早期に改善されることが岩﨑アンチエイジングメソッド ケースレポートを含む3500症例から判明しています。
慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。
Bスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケースまた、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。
■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究
■レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。
他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇
元フジテレビアナウンサー八木亜希子さんの線維筋痛症を探る!
元フジテレビアナウンサーで俳優・タレントの八木亜希子さん(54歳)が線維筋痛症と診断され、芸能活動を当面休止することがわかった。
この「線維筋痛症」は、体に非常に激しい痛みが起こる病気で、患者の約8~9割は女性で、予備軍も加えれば人口の1.6%、約200万人もの患者がいると言われており、2017年秋に、米国の歌手のレディー・ガガがこの病気をカミングアウトして話題になった。
線維筋痛症は、血液検査や画像検査をしても痛みの元となる異常が見つからず、病院を転々とする方も珍しくない。
「なぜ、こんなにも痛みが出てしまうのか、原因はよくわかっていませんが、ストレスなどで痛みが強くなるのが特徴といえます。
これはあくまでも一例ですが、幼少期に親からDVを受けたなど、精神的・肉体的なストレスがあると、新たなストレスが加わったときに痛みという形で症状が現れる場合があります。
また、精神的な疾患や問題が体の痛みとして身体化している場合もあり、精神科の関与が必要なケースもあるため、線維筋痛症自体が、1つの病気というよりは幅広い症候群に含まれており、診断はつけがたく千差万別であることを理解しておく必要もあります」
と…痛みの専門家である順天堂大学医学部ペインクリニック講座で教授を務める井関雅子氏は語る。
他には、引越しや転職、親の介護や仕事のストレス、怪我や手術の後などにも現れるケースもある。さらに、症状は痛みだけでなく他に、倦怠感や疲労感、睡眠障害、抑うつ気分、手足のしびれ、冷え、頭痛、めまい、過敏性の胃腸症状などを伴うこともあり、多岐に亘る。
この線維筋痛症は、予備軍も加えれば約200万人もいるにも関わらず、治療をしている人は少ない。
重症化してから、どうにもならないと病院に駆け込むケースが非常に多い。
特に40代後半~50代は、腰痛や肩こり、手足の強張りなどが現れやすいため、まぁこんなもんかと痛みを見過ごしやすい。
更年期障害や関節リウマチなどに間違われ、発見が遅れることも考えられ、痛みが長く続き、痛みがどんどん強くなる。
通常、鎮痛剤などを飲んでもなかなかよくならないという場合は、ペインクリニック、線維筋痛症の専門外来の受診が第一選択肢となる。
つぎに月経や出産を経験する女性は、男性よりも痛みに強いと言われてきた。しかし、生物学的に見ると、それは誤解であり、痛みに強いというよりも、女性は、生物学的に痛みを感じやすい性質で、女性ホルモンのエストロゲンは、痛みを感じやすくする働きを持っており、月経周期で痛みに反応しやすくなる方もいる。
また、女性は更年期以降、エストロゲンの分泌量は減少していくものの、骨密度や筋肉量の低下、ホルモンバランスの不調といった身体の変化が現れはじめます。それにより、痛みを誘発しやすい状態になることがある。
不調の自覚症状の調査(平成25年国民生活基礎調査)などでも、女性は、腰痛、肩こり、手足の関節痛など慢性痛に悩む人が多いうえ、年齢とともに骨粗鬆症や変形性関節症などの疼痛疾患にかかりやすい傾向にある。
さて、岩崎アンチエイジングメソッドの見解は…
線維筋痛症の前駆症状は有るのか無いのか…心身のサインは?
ズバリ、前兆はあります。
筋筋膜性疼痛症候群または頸性神経筋症候群(首こり病)を引き起こします。
それは、長期的な環境ストレス、過去の不快な情動的ストレス(怒り・憎しみ・不安・恐怖・心配・葛藤など)が潜在意識下で連動、
とくに季節の変わり目の冬から春、夏から秋、秋から冬の時期に不思議にも上記症状が再発、慢性化、助長され増悪します。
それを毎年、繰り返すうちに自律神経が慢性的に機能低下となり、遂には痛みを感じ、痛みを抑制する脳の機能が誤作動を起こし難治性の疼痛、線維筋痛症などに移行すると推測します。
岩崎アンチエイジングメソッドでは整形外科でも治らない。レントゲンにも写らない頑固なコリや痛みの原因について18年間に亘る臨床研究と関連学会での発表。3500症例に及ぶケースレポートから独自の最新アプローチ法で上部頸椎ストレス解放テクニック/ 量子波動調整法を開発、その結果、筋筋膜性疼痛症候群および頸性神経筋症候群などの筋骨格性疼痛の効果判定(自覚・他覚所見)において有効率83%となりました。
上部頸椎ストレス解放テクニック/量子波動調整法」施術中から施術後の効果発現プロセスについて
作用機序(仮説)
神経伝達物質のひとつである内在性オピオイド、モルヒネ様物質「脳報酬系ホルモン」の分泌促進が期待できます。
① 治療直後から、脳内から快楽ホルモンであるドーパミン、ベータエンドルフィンなど分泌促進が臨床上示唆され、自覚所見として
陶酔感・多幸感・高揚感が実感でき、日常の不快なストレスでイライラや神経過敏などが改善、感情のコントロールが上手になります。
② 体感として治療後30分以内で視界が明るくなり、あくびが発現、呼吸が楽になり、身体が温かくなり、心地よい眠気が現れます。
③ 治療後2~3日から末梢神経系で脳脊髄神経、自律神経の神経伝達活性化により、運動神経機能向上、デスクワーク効率化、学習能力向上など生活上でのクオリティーやパフォーマンスも向上いたします。
是非、線維筋痛症の対策、前駆症状である筋筋膜性疼痛症候群および頸性神経筋症候群とすでに診断された方、さらには上記に記載の諸症状が該当される方は、当院への受診をお勧めいたします。
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