慢性上咽頭炎と慢性腎臓病(CKD)の密接な因果関係とは
慢性腎臓病(CKD)は、自覚症状の有無に関係なく約1330万人(20歳以上の成人の8人に1人)と推定され、透析患者は現在約33万人
透析予備軍は推定600万人と言われており新たな国民病とも言われています。
また残念ながら腎機能がある程度まで低下すると、その機能は元に戻ることはありません。
なお、生活習慣病や加齢に深く関わっており、なりやすいハイリスク群として
① 高齢(加齢) ② CKDの家族歴 ③ 過去検診における尿検査異常または腎機能異常 ④ 腎形態異常
⑤ メタボリック症候群 ⑥ 高尿酸血圧 のほか、急性腎不全の既往、膠原病、感染症、尿路結石などが挙げられます。
ちなみに、比較的初期の病期で、腎機能の働きを調べることが出来るeGFR測定(推算糸球体濾過量)があり、健診データで血清クレアチン値(mg/dl)と年齢、性別から計算できます。
これは、腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを5段階のステージ(病期)に分類、この値が低いほど腎臓の働きが悪いということになります。
例えば健診で腎機能は正常または評価A、さらに自覚症状がなくても、計算したeGFR値(ml/分/1.73㎡)が60~89 / 病期ステージ2=G2 は
減塩を日常において意識、生活改善が必要です。
45~59 / 病期ステージ3=G3a は、食事において減塩(1日6g)が目安となります。
30~44 / 病期ステージ3=G3bはCKDの可能性が高い(G3bが3ヶ月継続した場合)は減塩、カリウム制限のほか、自覚症状が有無に関係なく、腎臓内科の受診を早急にお勧めさせて戴きます。
そして病期ステージ4=G4は、腎機能は高度低下となります。
自覚症状、高血圧や食欲不振、呼吸が早くなる、嘔気・嘔吐、浮腫など他覚症状があります。
このステージは狭心症、心筋梗塞、脳卒中のリスクがかなり高くなります。
さらにeGFR値(60ml/分/1.73㎡)が15未満 / 病期ステージ5=G5となると末期腎不全となり透析療法か腎移植のどちらかの選択肢となります。
よってeGFR値が60ml/分/1.73㎡未満に低下している場合(3か月以上継続)では、ミニドック、特定健診において
腎機能(尿素窒素・クレアチニン・尿酸)、尿検査に異常が認められないケースやクレアチニン値が基準値内であったも、既に腎機能が
35~50%まで低下または慢性腎臓病の病期ステージ段階が進んでいる場合もありえます。
さて岩崎アンチエイジングメソッドの分析として慢性腎臓病(CKD)は上記ハイリスク群以外にも最近急増している「慢性上咽頭炎」が
病巣炎症すなわち原病巣となり、離れた部位(腎臓、皮膚、関節など)に、二次疾患が続発することに注目しています。
病巣炎症として腎臓ではIgA腎症、ネフローゼ症候群を引き起こす可能性があり、慢性腎臓病のリスクが高くなります。
慢性上咽頭炎の標準治療にはBスポット療法(イート:EAT)がありますが、慢性化している場合は少なからず自律神経の関与(交感神経過緊張)が疑われるため岩崎アンチエイジングメソッド東京立川院では、レーザー活性化治療によるレーサー星状神経節近傍照射(1クール10回)の治験を上記対象者43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)となりました。
慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。
Bスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケースまた、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。
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