新型コロナ後遺症外来開設と慢性上咽頭炎との関連について

新型コロナウイルス感染症による後遺症として、2020年2月以降、微熱・倦怠感・強い疲労感・しびれ・呼吸苦・頭痛・食欲不振などの症状が長引いたり、出たり消えたりしている方々が世界中で報告されています。

さらに、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、少しの労作の後、極端な疲労感そのほかの症状をきたす疾患ですが、SARSのあと、ME/CFSが多発したことが報告されており、新型コロナの感染後にも同様の症状をきたすことが少なくないとの続報があります。

■ コロナ後遺症でよくある症状

長引く微熱(断続的な場合含む)
倦怠感、疲労感
食欲不振
咳、喘息様の症状
長引く下痢
腹痛
頭のほてり、血が上る感じ
頭重感、頭が詰まる感じ
胸の違和感・痛み
関節痛
悪寒
手足の血管が浮き出る
皮疹
物忘れ、記憶障害、PTSD、不眠症、抑うつ、ED
思考力・集中力の低下

現段階では一部の耳鼻咽喉科によるEAT治療 (上咽頭擦過療法・Bスポット療法)ほか、アミノ酸,プロテイン、BCAA、亜鉛などサプリメント、鍼灸・温灸、高圧酸素療法、呼吸リハビリ等非薬物療法も試してみることが新型コロナ後遺症外来などで推奨されています。

当院では、令和4年11/18より、現代医学で対応、体制化できないコロナ後遺症で日常的に悩まれている方々を対象に自律神経に作用させる低反応レベルレーザー(LLLT)を用いた星状神経節近傍照射による新型コロナ後遺症外来を開設いたしました。

新型コロナ後遺症外来 Bスポット療法(上咽頭擦過療法以外の治療法)

なお、コロナ後遺症は一般的に自律神経失調症、起立性調節障害、慢性疲労症候群、副腎疲労症候群に類似しており、「のどの不調」が長引く場合や後鼻漏、鼻閉などの主症状が特徴である慢性上咽頭炎が続発していることで、上記の上咽頭擦過療法(Bスポット療法)が第一選択肢として推奨されています。

Bスポット療法(イート:EAT)とは消炎剤である塩化亜鉛と言われる薬剤を鼻の奥にある口蓋垂(通称のどちんこ)の後ろの部分である上咽頭(別名:鼻咽腔)と言われる部位に塗布する治療法で、治療後の「ヒリヒリ感が強い」ことや「炎症が強い」ことにより、ヒリヒリとした痛みが持続し、治まるまで時間がかかり、途中でやむを得ず中止される方が結構いらっしゃいます。

また、血の混じった鼻水や痰が出たり、つばがピンク色(つばに血が混じるため)になったりする場合があり、治療後まれに治療をする前より症状が強くなる、頭痛やアトピー性皮膚炎が悪化するケースも報告されています。

■ EAT治療 (上咽頭擦過療法・Bスポット療法)以外の慢性上咽頭炎を含むコロナ後遺症対策

低反応レベルレーザー(LLLT)による星状神経節近傍照射の治験を25年以上に亘り臨床研究してきた結果、自律神経が安定することで、主に慢性上咽頭炎を併発しているコロナ後遺症の不定愁訴が早期に改善される可能性を示唆、岩﨑アンチエイジングメソッド ケースレポートを含む3500症例から期待できます。

慢性上咽頭炎の治験について
※平成18年10月~平成19年4月末の期間において対象者43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)

慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。

■ レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。

他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇

コロナ後遺症による慢性上咽頭炎が治らない、さらにブレインフォグ、睡眠障害をはじめ頭痛、倦怠感、関節痛ほか、上記不定愁訴が改善しない場合、さらには、
Bスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケース、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。

初回限定「電話相談・オンラインカウンセリング」開設について
◎アクセス方法 ※(①〜②から1つお選び下さい。)
① 電話相談 (30分無料)
② ZOOMカウンセリング (35分無料)

◎お申込み方法
① 立川院予約受付  042-529-5123  ※受付時間 10:00〜17:00  (火曜日を除く平日のみ対応)
② お問い合わせフォームからのご予約

■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会、レーザースポーツ医科学 学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究

お問合せ・ご予約

コロナ後遺症の早期回復には交感神経の過緊張を確実に緩めること。

新着情報
2022.11.21
慢性上咽頭炎を伴う新型コロナ後遺症外来開設へ
当院では、令和4年11/18より、現代医学で対応、体制化できないコロナ後遺症で日常的に悩まれている方々を対象に低反応レベルレーザー(LLLT)を用いた星状神経節近傍照射による新型コロナ後遺症外来を開設いたしました。
2022.8.19
初回限定!「電話相談・オンラインカウンセリング」開設について
初回限定!「電話相談・オンラインカウンセリング」開設について ◎アクセス方法 ※(①〜③から1つお選び下さい。) ① 電話相談 (30分無料) ② ZOOMカウンセリング (45分無料) ③ LINEビデオ通話カウンセリング (45分無料) ◎お申込み方法 ① 立川院予約受付  042-529-5123  ※受付時間 10:00〜17:00  (火曜日を除く平日のみ対応) ② お問い合わせフォームからのご予約
2022.2.7
自律神経美容術(フェイステクニック)のご案内
院長岩崎治之は以前美容外科トータルビューティーラボ久保田潤一郎クリニック(東池袋)カイロプラクティック外来開設していた経験をもとに、この度本年4月から自律神経美容術(フェイステクニック)スタート致します! ※当院はペイペイ、LINEペイを導入しています!是非この機会にご利用下さい。
▲TOPへ戻る