突発性難聴とメニエル氏病(メニエル症候群)の鑑別診断と治療
- 2017年08月31日
- 岩崎アンチエイジングメソッド
- ストレス,メニエル病,気象病,突発性難聴
感音性難聴の代表的疾患である突発性難聴は、いまだに原因がはっきり解明されておらず、早期に適切な治療(レーザー星状神経節近傍照射を含む)を受ければ回復する可能性もあるため、聞こえの悪さに気づいたら即刻受診が必要です。
なお、治療はまさに時間との戦いで1~2週間以降ですと、聴力の完全回復は困難となります。
厚生省研究班を中心に行った突発性難聴の全国受療者数の調査によると、1993年は人口100万人あたり192.4人でしたが、と2011年には275人と、約1.5倍に増加しました。年間で3~4万人ほどが発症するといわれています。
突発性難聴の典型的な初期症状として「前日までは何事もなかったのに、朝の職場で受話器を取ったら音が全く聞こえない」という具合に、ある日突然、片側の耳の聞こえが悪くなる疾患が突発性難聴です。左右一方の耳だけに難聴が起こります。また、めまい症状を訴える人がおよそ3割程度で、 このめまいは、回転性のこともあり動揺感だけのこともありますが、突発性難聴に伴うめまいは、一般的にその場限りの一過性のめまいが特徴です。
40代~60代に多く、発症率は約3千人に1人と推定されています。原因として内耳の循環障害やウイルス感染説が有力視されているためストレスや過労が発症の誘因になることが多く、近年は10代から20代の若い方、また男性も増加傾向にあり、年齢や性別においての偏差は見られません。また、最近は病気の認知度の上昇につれ、患者も明らかに増える傾向にあります。
強いプレッシャーを受けていたり、仕事や子育てに忙しい働き盛りの人がかかりやすいのが特徴で、kinki堂本剛氏ほかサカナクション ボーカル・山口一郎氏、スガシカオ氏、坂本龍一氏、次長課長の河本準一氏、さらには浜崎あゆみさん、女優・小川範子さん、千原ジュニア氏、杉原杏璃さん、アイドルグループ「私立恵比寿中学」柏木ひなたさんなど、突発性難聴に悩む芸能界、著名人は多いのが現状です。
関連報告事項
※令和4年4月より正式に株式会社ボイスマネジメントエージェンシー所属(コンディショニング カイロプラクティックドクター就任)
大手芸能事務所、大手レーベル所属アーティスト、タレント、アイドルグループに急増している突発性難聴ほか、メニエール症候群、パニック障害の臨床研究、再発予防などのコンディショニングケア、メンタルヘルスサポート推進することが決定いたしました。
次にメニエール病は「内リンパ水腫」が考えられ、ぐるぐる回る回転性めまいと、通常は片耳の難聴、耳鳴りを主症状とする疾患です。突然の激しいめまい発作が30分から6時間程度続き、その間、難聴や耳鳴り以外に吐き気や嘔吐、腹痛などの症状も伴います。
発作時は立っていることができず、じっと横になっているしかありません。めまいが治まると難聴や耳鳴りも元に戻りますが、不定期にめまい発作を繰り返すたびに少しずつ難聴が悪化していくのも特徴の1つです。
30代~40代の女性にやや多く、やせ型で几帳面、神経質な性格の人がなりやすいという統計もあります。発症には精神的ストレスや肉体的疲労、睡眠不足が引き金になります。
さて治療ですが、いずれも薬物療法を中心に局麻による星状神経節ブロックまたはレーザー星状神経節近傍照射(以下レーザーSGB)が有効な手段で集中的に複数回(5~10回)試すべき価値があります。但し、突発性難聴は発症から1~2週間を過ぎますと聴力の完全回復は見込めないことが大半です。
岩崎アンチエイジングメソッドでは、レーザーSGBのほかストレス解放(脳戸にプラスの氣エネルギーを入れる)を目的に上部頸椎ミスアライメント(歪み)に対し、次世代電動アジャスターで脳報酬系ホルモンのドーパミン分泌を促すアプローチ法を完成させ、QOL(生活の質)の向上に努めています。是非、諦めずに試すべき最新治療であると確信いたします。
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