ペインクリニックとは?レーザーによる星状神経節ブロック様効果とは?
■ペインクリニックとは
「ペイン」とは「痛み」という意味で、ペインクリニックとは「痛みの診断治療を専門に行う診療科」のことです。
ペインクリニックでは麻酔科の医師を中心に整形外科医・一部の鍼灸師・柔道整復師(接骨師)によって組織体系化した学会「日本ペインクリニック学会」があり全国で約4821名(2020年5月31 日現在)の会員で構成されています。
通常、麻酔科の主たる業務は手術の際の呼吸・循環・蘇生を管理する医師ですが、大学病院や公立病院・民間病院などに麻酔科外来(ペインクリニック外来)があり、またペインクリニックのみを専門とした医療機関やクリニックもあります。
ペインクリニックは急性・慢性・難治性疼痛の患者さまや他科からの紹介により、星状神経節ブロック、硬膜外ブロックなど神経ブロックという治療を中心に麻薬性鎮痛薬などの薬物療法さらに非侵襲性の経皮的手術なども行い、疼痛を一時的また長期間に亘りコントロールすることが可能な医療分野として注目されています。
また補助的手段としてはレーザー治療による光線療法や鍼治療なども併用して生活の質(QOL)を重視する全人的医療をめざしています。
なお、神経ブロックとはおもに局所麻酔薬や神経破壊薬を使用して痛みを伝えている神経伝導路を遮断することで血流が改善、人間が本来持っている自然治癒力を助ける目的で日々開発・改良されているブロック針を用いた手技です。ですから一時的な痛み止めの注射と区別する必要があります。
しかし神経ブロックは抗凝固剤・抗血小板療法を行なっている患者さまには出血傾向の関係で行なうことができない場合もあります。
またその他の薬物アレルギーの患者さまも同様です。また、ブロック注射に対する恐怖心や決断できない方、頻回にブロック注射を行なうケースは部位の瘢痕化の問題や小児などの患者さまの場合は、治療の際にご協力も必要不可欠となります。
レーザー治療はブロック注射ほど即効性は期待できませんが、補助的に行なうことでブロック注射の回数や薬物療法の減量などが期待でき慢性痛などには適している治療法といえます。
なかでもレーザーによる星状神経節照射は安全に行なえる治療法として麻酔科に限らず他科においても普及している現状です。しかし巷ではスーパーライザーによる光線療法をレーザー光(単波長)と勘違いしている方がおりますが、厳密には近赤外線(複合波長)による光線療法です。
なお、ペインクリニックの適応症は椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの筋・骨格性疼痛疾患や三叉神経痛等の顔面痛・頭痛・帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛、がん性疼痛管理、RSDやカウザルギー等の難治性疼痛などの「痛み」を中心に顔面神経麻痺・痙攣また花粉症、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患、自律神経失調症・更年期障害なども扱います。
■痛みに用いるレーザー治療について
ペインクリニック領域のレーザーとは、内科的レーザーという表現がふさわしく低反応レベルで光作用によるものが主体となります。弱いレーザー光の力を利用して細胞レベルでの新陳代謝の活性化、組織・臓器レベルでの血行改善や新生血管の増殖、神経レベルでの鎮痛、除痛効果、消炎効果などが期待できる治療法です。(大城の定義)
■主なレーザーの作用(反応)
1 血行の改善 2 リンパの流れの改善 3 神経の活性化 4 筋肉の緊張を取る 5 瘢痕の軟化 6 発痛物質の除去 7 免疫力の増進 8 ホルモンなどの機能を高める
■適応症
筋筋膜性疼痛症候群、肩こり、腰痛、各種神経痛、関節痛、スポーツ外傷、術後疼痛、緊張性頭痛、片頭痛、腱鞘炎、肩関節周囲炎・冷え、生理痛、便秘、花粉症等のアレルギー性鼻炎、成人型アトピー性皮膚炎など、自律神経失調症、更年期障害、顔面神経麻痺、帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛、骨折の癒合促進など
レーザー星状神経節ブロックの適用は、頭痛・首こり・肩こり・めまい・耳鳴り・ふらつき・冷え・便秘・生理痛など自律神経失調症タイプ、さらにホットフラッシュ・動悸・息切れ・倦怠感・生理不順・皮膚掻痒感などの更年期症状タイプがあります。
なお、このような不定愁訴が多彩な場合は低反応レベルレーザーによる星状神経節近傍照射が効果を発揮いたします。
通常の麻酔薬によるブロック注射よりは効果は半減いたしますが、低反応レベルレーザーは安全でブロック注射に恐怖心がある場合や出血傾向となる抗血小板療法や抗凝固剤を行なっている方にはお勧めです。
また星状神経節は気管や重要な神経や血管が集まる疎な結合組織であるために高度な技術を要します。
通常ブロック注射は麻酔科・ペインクリニックで行ないますがレーザーや近赤外線(スーパーライザー)は他科でも行なえます。
ただし星状神経節ブロック様の効果(類似効果)を確実に発現させるには機能解剖学を理解しブロック注射と同様にレーザー医科学の知識に技術また、レーザー感受性の有無を判断できる経験値などが必要です。
※他院との大きな違いについて 当院のレーザー機器は4種類ありますが、そのうち3種類を用いてレーザー星状神経節ブロック療法を行ないます。
■レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
発汗が一時的に治まる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。
他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇
■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究
慢性上咽頭炎の症状と新たな治療法について
慢性上咽頭炎の症状
何らかの原因で上咽頭に炎症が起こった状態が、上咽頭炎です。
上咽頭炎という名前は一般的にまだあまり知られていませんが、のどの不調が続く患者さんの診察をすると、その多くにある程度の上咽頭炎が認められるというぐらい、とてもよくある疾患です。
上咽頭炎の原因としては、まだはっきりと分かっていないことも多い。
①細菌やウイルス感染
②体の冷え
③疲労
④ストレス
⑤空気の乾燥
⑥鼻閉を起こす疾患(アレルギー性鼻炎など)
⑦後鼻漏を起こす疾患(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など)の影響
⑧逆流性食道炎
上咽頭は「生理的炎症部位」であり、しかし、症状が気にならなければ治療対象とはならない。
ある程度炎症が強くなり(病的な炎症となり)、症状が気になる場合に、治療を行うことになり以後、ある程度炎症が強くなり症状が気になるようになった「病的な炎症」のことを指している。
上咽頭炎と自律神経の関係
上記の②~④(体の冷え、疲労、ストレス)は、いずれも自律神経のバランスを乱す因子です。
慢性上咽頭炎の人では、「うたた寝をして体が冷えた」「冷房や、冷たい外気にあたり、首が冷えた」「仕事が忙しく、寝不足が続いた」といったことで炎症が悪化する場合がよくみられます。
*上咽頭炎には、急性上咽頭炎と慢性上咽頭炎があります。
慢性上咽頭炎とは、上咽頭炎が長引いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返す場合を指します。
上咽頭炎と乾燥の関係
上記の⑤、⑥(空気の乾燥、鼻閉を起こす疾患)も、上咽頭炎の原因と考えられます。
鼻閉(鼻づまり)が強い状態では口呼吸が主となり、口から空気を吸ったときに、その一部が上咽頭にも流れます。乾燥した空気が口から上咽頭に流れ込めば、上咽頭炎を引き起こす可能性が出てきます。
上咽頭炎には、後鼻漏や胃酸逆流も関連
上記の⑦、⑧(後鼻漏を起こす疾患、逆流性食道炎)も、上咽頭炎の原因と考えられます。
鼻がのどに下りることを後鼻漏と言います。後鼻漏に含まれる成分が上咽頭を傷めて上咽頭炎を引き起こす可能性があります。また逆流性食道炎で、胃酸が上咽頭まで上がってきた場合に上咽頭炎を起こし得ると考えられています。
上咽頭炎の標準的治療法である上咽頭擦過療法(EATもしくはBスポット療法)
鼻咽腔炎と上咽頭炎は同じ意味でBスポット療法は、この「びいんくう」の頭文字の「び」=Bをとって東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学教室の名誉教授である堀口申作先生が提唱された治療法であり、50年以上前から行われている塩化亜鉛で上咽頭を刺激する治療法です。
堀田修監修 / 扶桑社「慢性上咽頭炎を治せば不調が消える」堀田修著/ あさ出版『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』にも記載されていますが、上咽頭炎にとどまらず全身の至るところまでさまざまな不調、自己免疫異常になるのは病巣炎症(病巣感染)の仕業であり、上咽頭炎から免疫異常になって起こす症状には掌蹠膿疱症、慢性疲労症候群、線維筋痛症、アトピー性皮膚炎をはじめ頭痛・肩こり・倦怠感・関節炎・腎炎(血尿=尿潜血)・胃腸の粘膜炎症・喘息・花粉アレルギー・うつ状態など多彩な症状(炎症)と繋がっているためBスポット療法だけでは奏効しないケースがあります。
なぜなら、上咽頭炎が慢性化している場合、少なからず自律神経の関与(交感神経過緊張)が疑われるため、岩崎アンチエイジングメソッドが推奨するレーザー星状神経節ブロック(1クール10回)での慢性上咽頭炎と診断された母集団43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)が得られたことで試す価値があると言えます。
また、低反応レベルレーザー(LLLT)による星状神経節近傍照射の治験を20年以上に亘り臨床研究してきた結果、自律神経が安定することでこれらの不定愁訴がより早期に改善されることが岩﨑アンチエイジングメソッド ケースレポートを含む3500症例から判明しています。
慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。
Bスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケースまた、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。
■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究
■レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。
他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇
慢性上咽頭炎が治らない原因とは?Bスポット療法とは?
上咽頭は別名「鼻咽頭(びいんくう)」と呼ばれ子供では扁桃の一種のアデノイド(咽頭扁桃)が存在するところと言われています。
鼻咽腔炎と上咽頭炎は同じ意味でBスポット療法は、この「びいんくう」の頭文字の「び」=Bをとって東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学教室の名誉教授である堀口申作先生が提唱された治療法であり、50年以上前から行われている塩化亜鉛で上咽頭を刺激する治療法です。
なお、腎臓内科医の堀田修先生が理事長を務められている日本病巣疾患研究会(Japanese Focal inflamation related disease reserch group http://jfir.jp/)では、上咽頭擦過治療(EATイート: Epipharyngeal Abrasive Therapy)と呼ばれており、学術的にはこの名称で統一されつつあります。
さて、岩﨑アンチエイジングメソッドの考察では身体になんらかの不調がある人は 大抵は自律神経で交感神経過緊張状態が関与した上咽頭炎が慢性化しています。
さらに慢性上咽頭炎になるとノド自体の自覚症状が少ないのに免疫異常を起こし多彩な不定愁訴が起こります。
すなわち堀田修監修 / 扶桑社「慢性上咽頭炎を治せば不調が消える」堀田修著/ あさ出版『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』にも記載されていますが、上咽頭炎にとどまらず全身の至るところまでさまざまな不調、自己免疫異常になるのは病巣炎症(病巣感染)の仕業であり、上咽頭炎から免疫異常になって起こす症状には掌蹠膿疱症、慢性疲労症候群、線維筋痛症、アトピー性皮膚炎をはじめ頭痛・肩こり・倦怠感・関節炎・腎炎(血尿=尿潜血)・胃腸の粘膜炎症・喘息・花粉アレルギー・うつ状態など多彩な症状(炎症)と繋がっているためBスポット療法だけでは奏効しないケースがあります。
そこで低反応レベルレーザー(LLLT)による星状神経節近傍照射の治験を20年以上に亘り臨床研究してきた結果、自律神経が安定することでこれらの不定愁訴がより早期に改善されることが岩﨑アンチエイジングメソッド ケースレポートを含む3500症例から判明しています。
ちなみにBスポット療法は、治療後の「ヒリヒリ感が強い」ことや「炎症が強い」ことにより、ヒリヒリとした痛みが持続し、治まるまで時間がかかり、途中でやむを得ず中止される方が結構いらっしゃいます。
また、血の混じった鼻水や痰が出たり、つばがピンク色(つばに血が混じるため)になったりする場合があり、治療後まれに治療をする前より症状が強くなる、頭痛やアトピー性皮膚炎が悪化するケースも報告されています。
もし、慢性上咽頭炎が治らない、改善しない場合やBスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケースまた、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。
慢性上咽頭炎が慢性化している場合は少なからず自律神経の関与(交感神経過緊張)が疑われるため岩崎アンチエイジングメソッド東京立川院では、レーザー活性化治療によるレーサー星状神経節近傍照射(1クール10回)の治験(平成18年10月~平成19年4月末)を上記対象者43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)となりました。
慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。
■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究
■レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。
他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇
慢性上咽頭炎の原因とBスポット療法以外の治療法とは?
Bスポット療法(イート:EAT)とは、消炎剤である塩化亜鉛と言われる薬剤を鼻の奥にある口蓋垂(通称のどちんこ)の後ろの部分である上咽頭(別名:鼻咽腔)と言われる部位に塗布する治療法で、治療後の「ヒリヒリ感が強い」ことや「炎症が強い」ことにより、ヒリヒリとした痛みが持続し、治まるまで時間がかかり、途中でやむを得ず中止される方が結構いらっしゃいます。
また、血の混じった鼻水や痰が出たり、つばがピンク色(つばに血が混じるため)になったりする場合があり、治療後まれに治療をする前より症状が強くなる、頭痛やアトピー性皮膚炎が悪化するケースも報告されています。
次に上咽頭炎の原因として鼻閉を起こす疾患も含まれます。
鼻閉(鼻づまり)が強い状態では口呼吸が主となり乾燥した空気が上咽頭に流れ込むことで上咽頭炎を引き起こす可能性があります。
鼻呼吸の重要性
鼻から呼吸できている状態では、鼻腔の加湿機能により、鼻から吸った空気が加湿されて上咽頭に届けられます。上咽頭が湿度の高い状態に保たれれば、上咽頭炎が起こりにくくなると考えられます。
後鼻漏からの上咽頭炎
鼻がのどに下りることを後鼻漏と言います。後鼻漏に含まれる成分が上咽頭を傷めて上咽頭炎を引き起こす可能性があります。
また関連として逆流性食道炎で胃酸が上咽頭まで上がってきた場合に上咽頭炎を起こし得ると考えられています。
後鼻漏から起こる症状
(粘っこいものが鼻とのどの間にはり付く、鼻がのどに下りる、痰がからみやすい、咳払いが多い、のどの違和感、つまった感じ、声が出しにくい、鼻の奥がにおう、口臭)
上咽頭炎では、上咽頭からの粘液分泌が通常よりも増加し、これが中咽頭に下りてきます(後鼻漏)。後鼻漏は、副鼻腔炎などの鼻疾患で起こる場合と、上咽頭炎で起こる場合があります。
後鼻漏の増加により、痰がからんだ感じ、咳払いが増えてきます(痰がからんだ感じは、肺や気管支の病気以外に、後鼻漏が原因となっている場合も多くみられます)。
粘っこい後鼻漏が増えると、のどの違和感、つまった感じ、声の出しにくさも起こります。
とくに後鼻漏が色付き(膿性)になっている場合は、鼻の奥がにおう感じや、口臭が気になることもあります。
最後に上咽頭炎が慢性化している場合は少なからず自律神経の関与(交感神経過緊張)が疑われるため岩崎アンチエイジングメソッド東京立川院では、レーザー活性化治療によるレーサー星状神経節近傍照射(1クール10回)の治験を上記対象者43名に感受性テストを兼ねて行ったところ、主観的評価として70%の有効率(著効または有効)となりました。
■ レーザーによるブロック様効果判定基準
自覚所見
顔面や両手が温かくなりポカポカしてくる。または膨張感を感じる。
からだの心地よいふらつきやふあふあ感がある。
他覚所見
顔面紅潮、まれに眼瞼結膜下充血
皮膚温度計(精度±0.5℃)による治療後 5分経過後測定 皮膚温約3~5℃上昇
慢性上咽頭炎に対する局所的効果
① 上咽頭の部分の鼻水などの粘液がサラサラと液状化して、改善してきます。
② 声が鼻腔に響くようになります。
③ 発声に必要な筋肉疲労が改善します。
④ 声帯の微細なコントロールが出来るようになります。
⑤ 声枯れ、かすれ、裏返りなどの症状が改善します。
⑥ 本来の発声の仕方が可能となり発声障害を防ぎます。
Bスポット療法(イート:EAT)で効果が得られないケースまた、この治療法が苦手な方は是非、岩崎アンチエイジングメソッド(東京立川院)にお気軽にお問合せください。
■ 院長 岩﨑治之プロフィール
ペインクリニック学会、レーザー治療学会正会員
自律神経機能を改善させるレーザー星状神経節ブロック(レーザー活性化治療による星状神経節近傍照射)については約3500症例に及ぶ臨床研究
薬が効かない花粉症とは?
3月に入り東京方面でも花粉の飛散量が増加しております。
さて、花粉症歴5~30年の方のなかに、花粉飛散量に関係なく毎年、季節性または通年性で鼻アレルギーを含む花粉症の症状が増悪されているタイプの方や、内科や耳鼻科等で事前に薬物コントロールしているにも関わらず症状が変わらない方、花粉症の症状が現れてから服用しても従来ほど薬の効果が弱い方などが結構いらっしいます。
その正体はなんでしょうか?
答えは、さまざまなストレスが長期的または数ヶ月レベルで起きている場合、自律神経系で交感神経過緊張状態から副交感神経優位
(免疫過剰反応=生体内の正常な細胞や花粉などの異物を敵と見なし攻撃する)にチェンジしたということが強く関係しています。
いわゆる脳のスイッチが24時間ON状態(戦闘モード)ということです。
こういうタイプは花粉の飛散量やアレルギー反応だけで鼻汁、鼻閉になっているだけでなく、長期的ストレスから自律神経の乱れ(交感神経が緊張)によりアドレナリン(闘うホルモン)やノルアドレナリン(闘う神経)の過剰分泌、さらに鼻粘膜の微小循環障害状態が基本線になっているのではと推測されます。
ですから、花粉症に限らず、アトピー性皮膚炎や喘息発作、リウマチ様の多発性筋痛や多発性関節炎などが起こりやすい状況が数ヶ月~数年間単位で生体内で起きていると考えられます。
この場合は薬は対症療法にすぎず効果は半減いたします。また、鼻粘膜の炎症部分にMLLTによるレーザー治療も正真正銘のスギ花粉症や健常者という方に比べ、MLLTの費用対効果は短い期間の効果と考察いたします。
では、薬が効かないタイプの花粉症(更年期など自律神経失調タイプによる花粉症増悪する方)は、LLLTによるレーザー星状神経節ブロックをお勧めいたします。(レーザー感受性テスト=照射前後の皮膚温測定と花粉症スコア21点法を参考に判断します。)
この自律神経系タイプや更年期症状タイプの花粉症は現代医学は苦手な分野ですので、レーザー星状神経節ブロック療法など代替補完医療を併用することを是非お勧めいたします。
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